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2004年 08月 13日
2004.08.13 今さらながら、6月の日商簿記2級試験の合格率を確認しました。 その率なんと、 5.7% ! その前が38.6%で、さらにその前が29.9%。 ずーっと30%前後の合格率だったのに、なぜにいきなり 5.7% !! 確かに出題傾向を変えるとのアナウンスはあったけど、 ほんとにこんなんでいいの? ねえ、日商のお偉いさん方。 これで簿記試験の信頼性を保てるの? 前回の合格者と今回の合格者を一様に考えることができるの? もうすこし、問題のレベルを合わせとかないと、 「ああ、あの資格は意味ないよ」って評価になっちゃうよ。 ...落ちたからちょっと噛んでやった。 合格してたら絶対こんなこと言わない。 難関をクリアしたことにほくそえむだけだろう。 まさに・・・ まさに、負け犬の遠吠え (ーー;)クーッ #
by rosshi99
| 2004-08-13 16:31
| 仕事のこと
2004年 08月 12日
2004.08.12 デビュー盤以来、久々に彼のアルバムを買いました。 新譜についての予備知識は一切なく、 ショップでほぼジャケ買いしました。 それがなんと大正解! これすごくいいのです。(^o^)丿 クラシックの弦楽四重奏とトリオジャズとのコラボ。 こう書くと、とても実験的な音楽のように聞こえますが、 そんなことは全然ありません。実はそうなのかも知れないけれど それを意識することなく、すごく気持ち良く聴くことができます。 作家の井上ひさし氏がそのタイトルをつけた組曲 「 夜の子供部屋 」 は、 飽かずにずっとリピートできますし、他のメンバーが書いた曲も落ち着いた 感じでゆーっくりと聴くことができます。 デビュー当時は高度なテクニックが前面に出て かなり先鋭的な印象があったのですが、いい感じでキャリアを積まれて、 音楽の幅がぐーんと拡がっているような気がします。 この夏、意外なところからイチオシの一枚が出てきました。^^ #
by rosshi99
| 2004-08-12 17:36
| 音楽のこと
2004年 08月 11日
2004.08.11 え~っ!あの『桃尻娘』の人がビジネス書!? と思ったら、やっぱり内容は「橋本治」本でした。 まわりくどい言い回し。 少しずつ表現を変化させた要点のリフレイン。 普通のビジネス書を読みなれた人にはきっと読みづらいと思います。 書いてあることは、けっこうすんなり腑に落ちるところが多かった。 うん、個人的には面白く読めました。 この本で問題にしているのは 「 ちゃんとものごとを考える力を持ち、 建設的で正しい提案のできる部下 」 に対して思いつきでものを言う 上司であって、そうでない部下に対して上司がどんな態度をとっても 知ったこっちゃあない、とバッサリ。 しまいには形骸化した儒教文化から「上司」なるものを読み解くという、 分かったような分からないような橋本節で締めくくられる。 唯一リアルに使えそうな技は、上司がトンチンカンな意見をいった時に 思いっきり脱力の限りに “あきれる” ことぐらいかな。(笑 #
by rosshi99
| 2004-08-11 19:04
| 本のこと
2004年 08月 11日
2004.08.11 これまた大好きな作家の作品。 ようやく読めました。 著者お得意の自伝的青春小説。 高校生の主人公が柔道に打ち込みながらも、生来の正義感の強さと喧嘩っ早さが災いし、 きな臭い対立関係の当事者として戦慄の日々を送りつつ、他方、ほのかな恋も経験する。 要するに、健全な青春そのものを描いています。 限りなく自伝的なので、あまりドラマティックな展開はありません。 対立関係を決着する大喧嘩も起こらないし、他校の女生徒への恋も なんら進展することなく物語は終わります。 もちろん 「 性 」 についての描写は一切ありません。 時代性の違いでしょうか、普通の男ならサルのように一人遊びに耽るか、 幸運な実力者達は実行為にのめり込んでいるこの時期の男を描いたにしては、 まさに奇跡のような健全さです。というかあり得ない気もします。 それはそう、著者特有の男っぽさの表現なのですかね。 そんな、あり得ないけどあり得べき青春の姿に、 やっぱり憧れてしまうのです。 #
by rosshi99
| 2004-08-11 18:45
| 本のこと
2004年 08月 11日
2004.08.11 大好きな作家の作品。 ようやく読めました。 バーテンダーのアルバイトをしながら無為に日々を過ごす大学生が主人公。 彼は女性との付き合いもセックスも退屈だと言う。 ある日そんな彼の前に、男性版デートクラブ(女性が利用する)の オーナーだという女性が現れる。彼女は主人公に、デートクラブで働ける 人材かどうかのテストを課す。課題はズバリ、セックス。 経験したことのない異常な状況下での行為に、彼は無抵抗に果てる。 それでもどうにかテストに合格した彼は、デートクラブのホストとして 様々な女性との出会いを経験していく。 欲望の多様性を発見し続ける 「 性の冒険 」 を通じて、より深く他者を知り 受け入れていく主人公の姿は、かつて股間を熱くした『 エマニュエル夫人 』 に通じるものがあるかもしれない。この小説もかなりエロティックな描写が多く、 そのたびに電車のつり革を握る手に力が入り汗ばんで、なかなか困った。 この本の前に読んだ山田ズーニーさんの文章論に従うならば、 この小説の論点は 「 売春は是か非か 」 ということだろうか。 この世に様々在る他者を受容する手段として用いるならば、 売春も是、というか、一つの手段としてあるのだよ、との気配が この小説からは感じられた。(読み違えならゴメンなさい) とても実際的で、寛容な態度だと思う。 で、ぼくの意見はどうか。 ...それが、正直言って分からないのです。 社会的・経済的状況が許せば、ぼくは迷うことなく女性を買うかも知れません。 経済的に逼迫し、かつ、ぼくに商品としての価値を認めてもらえるならば、 迷うことなく身体を売るかも知れません。もしくは、将来に何の展望もなく、 引き止めることのかなわぬ時間に絶望するだけの若さをもっていたならば、 純粋に 「 性の冒険 」 に魅せられるかも知れません。 それらの状況にない今、 観念的にその是非を述べても薄っぺらいような気がしています。 ただ、主人公に恋する同級生の女の子が、道義的な“正しさ”だけをもって 彼を“普通”の世界に繋ぎとめようとする姿を、作者が主人公の口を借りて 「 不気味 」だと断じているのには、少なからず違和感を感じました。 ぼくはこの同級生の女の子、メグミの側の人間です。 たぶん。 #
by rosshi99
| 2004-08-11 18:12
| 本のこと
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